| ドイツ管区の施設を訪問しました(1) |
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| □-------------------------------------------□ http://ikumo.0nn0.net/ ドイツ管区の施設を訪問しました(1) ヨハネ会は、現在52の国と地域で事業を行っています ドイツ管区の本部はバイエルン州の州都ミュンヘン市にあります。 同管区では、ミュンヘン市内にある管区本部に隣接して病院がある他、レーゲンスブルグなど複数の都市で病院もしくは社会福祉施設を運営しています。 今回はその中のから、管区本部に隣接する病院をほんの少しだけご案内します。
【ドイツ管区本部病院編】 訪問のため約束した時間は午前8時。定刻10分前に到着し、受付の女性スタッフに来訪の旨を伝えました。「日本から来ました。セクレタリのMr.Hans Albertに取次ぎを…」と言いかけたところで、「わかった」とジェスチャーされました。おそらく連絡が入っていた様子。内線で数か所にコールをした後、「間もなく来るので、そちらで待ってて」と、ロビー入り口横のウェイティングスペースに通されました。ほどなく病院の奥から初老のBr.Someoneがやってきて「はじめまして」 そのBr.Someoneいわく「私は英語が話せません。英語のできるドクターに案内をお願いしていますので、しばらくお待ちください」とのこと。 このドクターに院内を案内していただきました。
Dr.Anna Schmidtは麻酔医です。「おもに整形外科で股関節や膝関節の手術をした高齢者が術後スムーズにリハビリテーションを行えるよう、ペインコントロールを担当している」とのことでした。Dr. Schmidtの案内で、整形外科病棟を中心に約1時間、ICU、一般病棟、リハビリテーションルームなどをまわりました。
Dr.Schmidtの説明は概略次の通りでした。 「医療面で確実なケアをすることはもちろんですが、(ソーシャルワーク的な視点で)その人の生活全体を考える場合、一般的に言って、とにかく、術後できるだけ早くリハビリテーションに入ることが、よい予後を実現する秘訣だと考えます。私たちは、症状にあった手術、術後管理の後、できる限り早く日常生活に近い状態に患者さんをおくよう看護を行います。食事はチューブではなく自分の口から摂るようにします。そのためには、ベッド上で座る必要があります。また、それは早期に自分の手でスプーンを持つことにもつながります。大切なことのひとつは、患者さん自身のモチベーションを高めることです。患者さんが、今まで出来ていたことを取り戻していく喜びを感じる必要があります。自分自身でできる限りのことをしていただく。これも出来るようになった、あれも出来るようになった。このようにして、病気になる前に出来ていたことを取り戻す経験は、リハビリテーションに対する患者さんのモチベーションを高め、維持することにつながります。スプーンを手にし、自分の手で食べられるようになれば、次は食べ物を手にするために移動することになります。ほとんどの場合、可能な限りベッドでの期間を短くすることが、再び、できるだけ早期に歩けるようになるために必要です。ドクター、ナース、PT、ケアスタッフなどさまざまな専門職がチームでこれを支えます。主体は私たちではなく患者さんなのです」 この後、病院内にある教会も訪問しました。
続いて、ホスピスのチーフであるDr.Tomas Bins??の案内で、短時間ですがホスピスを見てまわりました。教会の奥にあるホスピスは、32のベットが3ユニット(10+10+12)に分かれて置かれていて、ガンやエイズなどで死期の迫った人々が在所しています。平均在所期間は約10日(?)で、50%の人はここで亡くなり、残りの人々は再入院したり自宅に戻ることになるとのことでした。
Dr.Bins??の説明は概略次の通りでした。 「ホスピスでは、さまざまな痛みに関するケアがとても大切です。大まかにいって、痛みには病気による身体の痛みと死に際する心の痛みの2つがあります。これらは、ヨハネ会の理念にもあるように、分けることなく同時に受け止めてケアを行う必要があります。先ほど、あなたは日本ではこうした患者さんの在院期間がこちらより長いことを指摘しました。実は前の東京都副知事が私たちのホスピスを訪れた際にも、そのような指摘がありました。その理由としてもっとも大きいのは制度の差だと思います。身体の痛みをケアするには、知識と経験が必要です。知識に基づいて経験を積み、それを基にさらに最新の知見などについて学びを深めることで、さらによいケアが行えるようになります。日本の病院関係者も充分な経験を持っていると思いますが、それがもっと増え、関係者の間で共有されれば、よりよいケアができるのではないかと思います。心の痛みに対しては、私たちは先ほど見ていただいたリビングルームの暖かな雰囲気や、祈りの部屋(? 聖餐式のための部屋ではないとのこと)を準備するなどして、(?)を支えられる環境を作っています。しかし、どのようなケアも人が人に対して行うものであることを忘れることはできません。私たちには、ここにいらっしゃる方がこれまで送ってきた人生を尊重し、認め、理解しようとする姿勢が必要です。ここで働く司祭やブラザー、そしてそれぞれの専門職が知識や経験に基づいたケアを行うことに合わせて、この姿勢があってこそホスピスは役割を果たせるのです」
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10月8日(木)00:47 | コメント(0) | 趣味 | 管理
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